この記事では、デジタルデトックスのやり方とメリットについてご紹介します。
昨日を振り返ってみて、なにもせず、ただぼーっとしている時間はありましたか?
人間は、1日に6万回考えごとをしているといわれています。
特に現代に生きる人は、受け取る情報量が多いのではないでしょうか。
本記事では、
・疲れがなかなかとれない
・疲れから頭痛やだるさなど体の不調がある
・朝起きるのがつらい
という方へ向けて「何もしない時間」を意識してつくり、体も頭もリラックスするための方法をご紹介します。
携帯をダラダラと見てしまうのは、頭が疲れているかもしれない

・電車での待ち時間
・買い物のレジでの待ち時間
・友達を待っている時
日常の中では、待つ時間は意外とあります。
その時に、何も用事はないけれども、何気なく携帯を見てしまっていませんか?
インスタをちょっと見ようかなと思ってアプリを開くと、別のことが気になって、ユーチューブを開き、ツイッターを開く・・・と、一度携帯を触り始めると時間はあっという間に過ぎます。
実は、頭が疲れている時ほど、刺激を求めて携帯をずっと見てしまうといわれています。
SNSなどで新しい情報がどんどん頭に入ってくると、強い刺激として脳が活性化。
そこで得られる刺激は、頭や体にとってさらに疲れる原因となりかねません。
携帯をしばらく見続けると、首や目の疲れを感じませんか?
集中して携帯画面を見ている時、呼吸が浅くなっていませんか?
携帯は身近にあるもので、何気なく見てしまいがちですが、意識してデジタルデトックスをすることが大切です。
※デジタルデトックスとは 携帯電話などの電子機器の使用を、意識して制限すること
デジタルデトックスのメリットとは?

何もしない時間をつくるためには、デジタルデトックスをすることが有効です。
1日の中で5分でも、情報をいれない時間をつくると、オンとオフの切り替えができるようになります。
仕事終わりに、ソファでテレビや携帯を見ている時間も、頭は情報を処理して活発に動いています。
そのまま寝ても、頭は動いたままなので、体は寝ていても、頭は休まっていません。
携帯を見ながら寝落ちするのが、疲れ解消としている方もいるかもしれませんが、逆に疲れる原因となりかねないということは知っておきましょう。
デジタルデトックスをすることで、活発に動いている頭を休ませる時間を作ります。
すると、人間の体と同じで休んだ後はさらにパワーがでるので、作業効率も上がります。
休むときは休む、動くときは動くというメリハリが大切です。
ストレス解消。何もしない時間でなにをする?

何もしない時間は、簡単につくれると思われがちです。
しかし、1日のうちで1分も作れていない人もいるくらい、意識しないと難しいです。
いざ何もしない時間をつくったら、どう過ごしたらいいのか戸惑いますよね。
何もしない時間は、ただただぼーっとします。
家にいる時であれば、テレビを消して携帯を別の部屋に置き、お気に入りのハーブティーやコーヒーを飲みながらぼーっとします。
電車に乗っている時であれば、携帯をカバンにしまい外を眺めます。
友達と待ち合わせの時間であれば、街を歩く人をぼんやりと見ます。
その時に何か頭に浮かぶことがあってもいいです。
けれども浮かんだことに対していい悪いのジャッジをしない、深掘りをしないようにしましょう。
今日のご飯何を食べようかなと頭に浮かんだら「今日のご飯何を食べようかなと思った」というラベルを貼るようなイメージで考えを処理します。
浮かんだことを、そのまま言葉にしてラベリングをする。
何もしない時間は、自分の中にある情報を整理する時間にしましょう。
仕事や人間関係の憂鬱も解消!ポジティブ思考になる方法

何もしない時間を作ると、シンプルに物事を考えられるようになります。
仕事、育児、家事、人間関係など、生活している中でいろいろなことが起こりますが、ストレスが溜まるほど、複雑に物事をとらえがちになります。
なんでも、シンプルに考えることが自分のストレスにもなりません。
やりたいならやる、やりたくないならやらない。
実際にはそう簡単にいかないこともあるかもしれませんが、できる限りシンプルに考える癖をつけて、ストレスを溜めない生活をしましょう!